「上昇トレンドの時こそ、機械的に状況を確認する週間を身に付けたい。」
これは先週のことば。
今週は、「最終日(金曜日)にコロナ関連銘柄が噴き上がった!」
直訳すると、「脳を上昇相場と間違えるな!」
confuse A with Bですね。confuseは混乱させるという意味で、I am confused with ~ で、~で混乱・困惑したという意味になります。いわゆる、surprise と同じ類の動詞です。
つまり、コロナワクチン銘柄が噴き上がっているけど、それは新型コロナが猛威を奮っていて、コロナへの恐怖とワクチンへの期待がそうさせている。だから、上昇相場だと間違えるなと解釈。
今週(Week28)の騰落率
いつものように保有銘柄全て暴落率をチェックしてみた。クラウド株、コロナ関連株、ETF、その他と見やすいようにセクター分けした。

今週ははっきりと明暗を分ける結果になっていることが分かる。クラウド系なんて平均で-9.71%とか下がりすぎ。まあ、今までが加熱し過ぎたので、ここは大幅調整が入っていると思う。
では、ひとつひとつ見ていく。
クラウド系
悪い順に見ても、FSLY、CRWD、TEAM、NET、DDOGと良い銘柄だらけだ。決算で良い結果が出るのを大人しく正座して待つしかない。
コロナ関連株
新型コロナがいまだ猛威を奮っていて、検査機、治療薬、ワクチンのうち、やはりワクチン開発の最終段階に入ってか、開発成功に期待をかける投資家が集まってきていると思う。
検査機のクワイデル(QDEL)は金曜日に+10%と挽回したが、週間では-0.91%とイマイチの結果だった。週間でのチェックはやっぱり有益。
なんと言っても、やはりワクチン株のふたつの巨塔、バイオンテックとモデルナの上昇率がすごい。モデルナは25.92%、バイオンテックは15.64%である。モデルナは治験の遅れにより、少し前に下がったのでその反動か。
ま、いずれにしても、じちゃまの思惑通りで恐怖すら覚える。飛び乗るのが少し遅かったので、初めから飛び乗っている人はかなりの資産を築けているはずだ。
問題はいうまでもなく、降りどき。特にワクチン株のふたつは、安全を見てじっちゃまのいう時期の少し前(1週間前)に降りることも視野に入れたい。
ETF
QQQのみネガティブ。定期積立額を3株にした途端に週間マイナスに陥るとは・・・。まあ、月曜日の3株分のみの損益は+0.91%なのはラッキー。いずれにしてもこれから鈍化しそうだが、このまま様子を見ていこう。
その他はあまり興味がない。VTIは米国市場全体の相場を表しているのでどうしようもないし、SPYDなどの高配当ETFの含み益は個別株の原動力であり、配当金も一生にわたり月1万円が入り続けるので気にする必要がない。
その他
RPRXは配当金(2%程度)も出るし、含み益も期待できるので、今は辛抱の時。初決算が2020/8/20のようなので、それまでは大人しく待つ。その他は買っちゃったものは仕方がないので、決算原理主義者としてこれらの株を処理する予定。(つまり、決算が良ければホールド、悪ければショート)
トータル
騰落率という観点では、平均;-0.85%、トータルリターンは+0.73%なのでこの差は投資額の差である。結果が悪い株は投資額が少なく、結果が良い株は投資額が多いということ。
含み益
週間トータルリターンは+0.73%であり、1,669.38ドル(約18万円)の含み益だった。一方で、S&P500は-0.57%、QQQは-1.71%であり、週間ではマイポートフォリオはアウトパフォームしている。
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