SBI証券の含み損益の日本円換算は正しくないって知っていますか?

いかり米国株投資

3月中旬から末の暴落時に、初めてSBI証券で米国ETFを500万円ほど購入した。金額が大きいので、また当時は乱高下していたので、一番下の損益額(日本円)が上下するのが楽しく、15分ごとに更新ボタンをぽちぽち押していた。

ところが、ドル決済をしているので、ドル表示はもちろん正しいが、円表示に違和感を持っていたので、きちんと検証してみた。

スポンサーリンク

日本円から米ドルへの換金

手順としては、住信SBIネット銀行の普通預金にある日本円を米ドルに換金するのだが、当然、その時の為替レートで外貨預金にドルが振り込まれる。手数料は1ドル当たり4銭が必要だ。

例えば、為替レートが1ドル=108円の時に10万円を米ドルに換金した場合は、
為替レート108.0に手数料の4銭(0.04円)を足した108.04を為替レートとして用いて、
100,000円 ÷ 108.04 = 925.58ドルとなる。

なお、余談だが手数料は、手数料なしの時との差なので、0.35ドル(37.8円)である。

ドルから日本円

まだ一度もドルを円に換金したことがないので調べてみたが、SBI証券 ⇄ 住信SBIネット銀行の米ドルの移動は手数料がかからない。なので、例えば株を売ると、米ドルがSBI証券の口座に入るわけだが、それを今度は逆に住信SBIネット銀行へ移動しても手数料なしで移動できる。

問題は、住信SBIネット銀行の外貨預金に入った米ドルを普通預金の口座に日本円に換金して移動した場合は、また手数料が1ドル当たり4銭が必要ということになる。(つまり、往復それぞれ4銭)

なので、例えば、為替レートが1ドル=108円の時に100ドルを日本円に換金した場合は
今度は為替レートを108 – 0.04 = 107.96 を用いれば良い。

なお、また手数料を計算すると、為替レート108を使った時との差なので、4円とシンプルに100 * 0.04 = 4円 である。

保有証券・資産

この一覧の為替レートは明記されていないので、面倒だがエクセルにコピーして調べた。

上段(緑)は米ドル、中段(色なし)は日本円、下段は為替レートである。

結論からいうと、現在値の為替レートは参考レート(この場合は107.78)を用いているが、取得単価・金額の為替レートは銘柄によってバラバラだ。(薄オレンジ)

取得単価・金額の為替レートが銘柄によってバラバラなのは、単純に買付時の為替レートを使っているからに他ならない。

損益とは

「取得単価・金額は買付時の為替レートを用いて日本円に換算している」ことは、本当の損益を表現していない。

考えてみて欲しい。日本円をドルに換金したが、その為替レートは換金した時の為替レートであって、株を買付した時の為替レートではない。

なので、買い付けた時の履歴をきちんと記録に残し、買い付けた時の為替レートを平均値で出すのが正しい。

株を買った時にかかったお金(ドル)は買い付けた時の為替レートを用いて日本円に換算し、現在の株価(ドル)は現在の為替レートで日本円に計算するのが望ましい。

SBI証券の損益額(日本円)はそのまま信用しないで、現在の為替レートを用いて計算しないといけない。

下記の例では、8362.68ドル × 107.78 = 901,329.65円 となるが、表示されている724,165円かなりの差があるのは良いタイミングでドル転できたからだ。

以上、参考にしてもらえたら嬉しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました