投資ではなく投機として5/中旬から6/初旬にかけて買っていったコロナ系バイオ株。クラウド系とは対照的に全然伸びないし、ていうか仕込むのが遅過ぎて全然美味しくない。
むしろストレスが溜まってきた。
保有銘柄
保有している銘柄は以下の通り。全部で8銘柄だ。
- ギリアド サイエンシズ(GILD)
- エマージェント バイオソリューションズ(EBS)
- キデル(QDEL)
- ジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)
- モデルナ(MRNA)
- メルク(MRK)
- バイオンテック(BNTX)
- ヴィル バイオテクノロジー(VIR)
ギリアド サイエンシズ(GILD)
キリアドの抗ウイルス薬であるレムデシビルはFDA(アメリカ食品医薬品局)からEUA(緊急使用承認)を受けた新薬であり、遅くとも7月までには販売開始するようだ。
まだCOVID-19の感染状況は改善されていないので、当分の間は供給し続ける必要がある。次の決算日は2020/8/4だが、その次の決算の11月初旬で爆上げすると思うので、そこまでは確実にホールド。
エマージェント バイオソリューションズ(EBS)
エマージェント バイオソリューションズはワクチンの製造会社。ジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)や英アストロゼネカ(AZN)とも契約しており、例えワクチン開発が失敗に終わったとしても、先行で備蓄する必要があるので、問題ない。
米国ニュージャージー州連邦地方裁判所が麻薬の過剰摂取治療薬「ナルカン」に関する特許訴訟において、テバファーマシューティカル・インダストリーズ社に有利な判決を下したことで、株価が下落しており、含み損がかなり大きい。
ワクチン製造に関しては、次の決算(2020/8/4)に影響があるのか分からない。ギリアドと同じく、その次の決算(11/初旬)には朗報が聞けるかもしれない。
キデル(QDEL)
キデルの「ソフィア2」というCOVID-19の検査装置が米国食品医薬品局(FDA)から緊急使用承認を受けた。
PCR検査よりも精度は落ちるが、検査時間が短いのが利点だ。今後も検査における需要は高いので、間違いなく売上増に期待できる。
また、「ソフィア1」も最近承認を受けたようなので、「ソフィア2」との違いや、両方を組み合わせたときのメリットなどは、正直よく分からないが、朗報であることには変わりない。
株を購入してからグズグズしていたが、最近恐らく「ソフィア1」の件で、含み益に転じた。
2020/8/13が次の決算日なので、その結果までは保有しておくつもりだ。そのあとはCOVID-19の状況によるが、継続的に需要があるかは決算のガイダンスで明確になるかもしれない。
ジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)
先日、7/中旬に第1/2a相臨床試験を前倒しで計画している。大型株であるJNJはワクチンの成功も失敗も株価には影響がなさそうなので、おみくじ的な感覚で持っていてもいいかも。
先日、7ドルほど配当金も貰ったし。
しかし、ベビーパウダーの問題とかもあるし、±0(配当金、手数料込み)になったら、ショートするかもしれない。

モデルナ(MRNA)とバイオンテック(BNTX)
モデルナとバイオンテックは7/中旬頃に大規模な臨床試験を開始するらしいので、そのニュースが飛び込んできて、株価が上がったら(下がっても)ショートの予定。
勿論、ワクチンが成功したら爆上げ確実だろう。でもそれは他の銘柄でも同じことだし、成功確率を考えるとショート。投機とはいえ、投資に近い投機がポジション。
メルク(MRK)
メルク(MRK)は他社よりも1〜2ヶ月間出遅れている。ワクチン開発をスタートするとの発表で、とっさに仕込んだが、大型株なので鳴かず飛ばずで、意味がない。
現在の情報は、「初期治験を経た上で夏場にも大規模治験に加わる可能性がある」とのことなので、これもまた、このニュースが流れてきたら、ショートは確実だが、その前に±0(配当金、手数料込み)以上でショートかも。
3%程度の配当金が7月にもらえるんだよなー。そのあとかも。。。わずか4ドル程度だけど。
ヴィル バイオテクノロジー(VIR)
忘れてはいけないのは、ワクチンと治療薬を混同してはいけないってこと。例えワクチン開発が成功したとしても、実際に感染した人には治療薬が必要だ。
なので、当分の間保有しておいても問題ないかもしれない。なんか色々調べると色んな企業と提携して治療薬開発を進めているので、ワクチンよりも治療薬開発成功!に期待できるかもしれない。
大きく含み損が出なければ、期待を込めてホールドか。でも投資額が20万円ほどなので、結構怖い。
今は1万円くらい含み益なので、まだ余裕はあるのだが・・・
含み損益
2020/6/19のマーケットクローズ後の含み損益は以下の通り。

こないだまで10万円弱の含み損だったけど、QDELとVIRの上昇で含み益になったのは嬉しい。エマージェントのパテント絡みの下落は予想外。これ、何とか何ないかな。っていうか、買い増したい。
戦略
この5グループは米国政府がチョイスしたとのことだが、支援金の情報がないので株価は爆上げしなかった。


じっちゃまの最新記事を参考にして戦略を決めた。
JNJは臨床試験が早まったという記事があった気がしたけど。。
あとMRKも情報が異なる。。ま、大型株なので気にしないけどね。
- ギリアド サイエンシズ(GILD);8月、11月の決算後までホールド
- エマージェント バイオソリューションズ(EBS);8月、11月の決算後までホールド
- キデル(QDEL);8月、11月の決算後までホールド
- ジョンソン エンド ジョンソン(JNJ);±0(配当金、手数料込み)でショート
- モデルナ(MRNA);7/中旬頃に大規模な臨床試験開始のニュース後にショート
- メルク(MRK);夏場の大規模な臨床試験ニュース後にショートか±0(配当金、手数料込み)でショート
- バイオンテック(BNTX);7/中旬頃に大規模な臨床試験を開始のニュース後ショート
- ヴィル バイオテクノロジー(VIR);治療薬に期待してロングか投資額を半分にしてロング
さて、コロナ関係のバイオ株は仕込みが遅過ぎたので、大きな利益は望めない。なので、勉強代ということで淡々と観察していこう。
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