米国雇用統計の生データを探してみた

木琴米国株投資

詳しい人が調べて情報を公開してくれたり、ニュースになったりするので自分で調べる必要はない。

だが、一度はどこからデータを引っ張っているのかは知っておきたいし、基礎的な知識は米国投資家として身に付けたい。

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米国雇用統計とは

まず、そもそも米国雇用統計とは何かを調べてみた。勿論、雇用されている人が増えただの減っただの、その逆の失業率が減っただの増えただの。。漠然とは理解している。

・雇用が増える→消費が増える→景気が良くなる
・雇用が減る→消費が減る→景気が悪くなる

米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。非農業部門雇用者数(Nonfarm Payroll:NFP)は、農業部門以外の産業で働く就業者の数を、非農業部門に属する事業所の給与支払い帳簿を基に集計したもの。世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つ。同時に発表される失業率は、労働力人口に対する完全失業者の割合で定義される。軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女が対象となる。労働の意思のないものは、労働力人口から外されるため、失業率には反映されない。平均時給、労働参加率なども同時に発表される。
12日を基準日として、12日を含む週の雇用状況を調査。計測期間から3週間後の金曜日(翌月の第一金曜日になる場合が多い)に発表される。
米国夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半の発表。

https://fx.minkabu.jp/indicators/US-NFP

非農業部門雇用者数にいつも違和感があった。農業部門を考慮しない理由がよく分からないが、産業に対しての雇用を集計する方が、経済を表す指標として適切だからなのだろう。

どのようにデータを見るのか

予想を上回った米国雇用統計。今後のコロナ感染拡大を注視
このレポートのまとめ1.米国の6月の雇用統計は予想より良かった2.新型コロナウイルス第2波の懸念米国の6月の雇用統計は予想より良かった7月2日(木)、米国の6月の雇用統計が発表されました。全体的に良い内容でした。まず非農業部門雇用者数は予想300万人に対し480万...

じっちゃまの解説記事に基づいて調べるのが一番適切だと思うので、マネクリの記事「予想を上回った米国雇用統計。今後のコロナ感染拡大を注視」(2020/7/3)に沿ってデータの出所を調査し、ひとつひとつ理解を深めてたい。

元データ

じっちゃまの記事の資料に「出所:労働省労働統計局」と書かれているので、ググってウィキペディアに辿り着き、そこからウェブサイトのリンク先を見つけた。

非農業部門雇用者数

じっちゃまの記事で最初に登場するのは、非農業部門雇用者数である。

毎月の雇用者数(農業部門は除く)が増えた方が良い。でも決算におけるEPSや売上高と同じように予想に対してどうだったかが大切のようだ。

予想については、Investing.comがじっちゃまの数字と同じだった。じっちゃまはいつも正しいので別に必要のない情報だが、一応じっちゃま以外からの情報経路を確保したい。

United States Nonfarm Payrolls
Get the Nonfarm Payrolls results in real time as they're announced and see the immediate global market impact.

トップページに「Nonfarm payroll employment rises by 4.8 million in June; unemployment rate falls to 11.1%」(6月の非農業部門雇用者数が4.8百万人増加、失業率が11.1%低下)とあるので、ここをクリック。

そうすると、このようにレポートがみられるのだが、サマリーが見たい。下にスクロールするとリンク先が出てくるが、二番目のリンク先「Employment Situation Summary Table B. Establishment data, seasonally adjusted」をクリック。(Table B)

一番上がTable A、二番目がTable B

一番上の「Total nonfarm」の数値がじっちゃまの資料と全く同じだ。

失業率(%)

次が失業率(%)である。

同じレポートのリンク先の一番上の「Employment Situation Summary Table A. Household data, seasonally adjusted」をクリック。(Table A)

上から7番目の「Unemployment rate」が失業率であり、じっちゃまの数値と完全に一致した。

また、予想についても、Inveting.comはじっちゃまの数値と同じだ。

United States Unemployment Rate
Get the Unemployment Rate results in real time as they're announced and see the immediate global market impact.

平均時給

今度は平均時給(前月比)である。

非農業部門雇用者数と同じ二番目のリンク先(Table B)の表で「HOURS AND EARNINGS ALL EMPLOYEES」というブロックがあるが、そのブロックの上から二番目に「Average hourly earnings」がある。

Average hourly earningsは実際の時給であり、じっちゃまの表現は前月比なので、それぞれ差を算出すると、じっちゃまのグラフと一致する。

労働力率(%)

次は労働力率(%)であるが、これは15歳以上の人口の内、(労働者+完全失業者)÷ 15歳以上の人口である。つまり15歳以上で働けることが出来る割合のようだ。61.5%とかなり低いが、定年退職した人で働く意思がない人や病気などの人は除かれるかもしれない。

Table Aの一番上のブロック「Employment status」の上から3番目の「Participation rate」がそれに該当する。

人種別失業率(%)

今度は人種別失業率(%)だが、アメリカならではのデータの見方である。

今度はTableAの「Unemployment rates」のブロックの下から4番目からそれぞれ「White、Black or African American、Asian、Hispanic or Latino ethnicity」とある。

学歴別失業率(%)

最後に学歴別失業率(%)である。じっちゃまも言及しているが、学歴が低い人に注目することが正しいデータの活用法。

人種別失業率(%)の下に「Total, 25 years and over」とあるが、ここに「Less than a high school diploma、High school graduates, no college、Some college or associate degree、Bachelor’s degree and higher」とあるが、3番目の「Some college or associate degree」は除かれている。

まとめ

じっちゃまはこのサイトからデータを引っ張っているし、特にどの部分が大切かが分かった。

何度か自分でデータを確認してみよう。米国に住んでいるわけではないので実感が湧かないが、株価に影響がある大切な経済指標なので、そのうち嫌でも身に染みるだろう。

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